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2024-05-31 08:32:00
これが私達の想いです
こんにちは~!
当店に興味持ってくれたこと、感謝です!
こちらのページでは、公式ホームページらしくなるべくお上品に伝えさせてもらっています。
こことは別に、こちら↓では、単刀直入、簡潔明瞭にKABAらしく伝えています。
それでは少しだけお付き合いください。
今の時代、
私たちの様な小さな個人の飲食店は、
どうあることが正しいのでしょうか。
店主であるKABAは日本の文化がとても好きです。
それは、ルールや決め事に沿って判断するのではなく、相手と自分と、周りの状況で判断することの美しさというのでしょうか。
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●空気感
●雰囲気
●なんとなく
と言う様な、【 曖昧 】という文化。
そこに通じるのは、
【 思いやり 】と言う、なんとも曖昧で愛すべき【 相手への想い 】だと思います。
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今日、スマートフォンが一人一台レベルで普及してからと言うもの、
仕事の電話やメールチェック、ニュースや読書など食事しながら進める習慣が当たり前になっています。
正直なところ当たり前すぎて、スマホが無い空間の方が違和感を感じらることすらあります。
かくいう私も実はタイパ(タイムパフォーマンス)重視です。
トイレしながらスマホチェック、
ご飯食べながらフェイスブック、
信号待ちでインスタチェック、
運転しながらブログ更新などなど、
依存度かなり高いです。
同時に進められるものは進めたいですから。
でも、
それが誰かの迷惑になってるとか考えたこともありませんでした。
ですが先日のこと。
考えさせられる出来事がありました。
疲れがたまっていたので奥さんと温泉に行きました。
山の中にあり景色も空気もすごく気持ちがいい。
施設も掃除が行き届いた感じで空間も広く非常に心地良く感じました。
広々とした休憩スペースも設けられていました。
外に出たら山の空気がとても気持ちよく、
遠くの緑と青空と雲、
そして近くの草花を、
何時間でもボーっと見ていたくなる心地良さです。
そこに一人、
パソコンを開きどっしりと腰を据えて仕事(?)をしている人がいたのです。
『心地良い空間で一人でゆっくりパソコンを触りたかった』のでしょうね。
ですが私はその空間にものすごく違和感を感じました。
ここでやる?って。
一人で来た人にとっては
大切な一人の時間なんですから
何も違反しているわけではないです。
そうなのですが、
そこは憩いや癒しを求めて来た
全て人の、
くつろぎの空間でもありますよね?
私はパソコンを見た瞬間からなんともくつろげない空間になってしまいました。
やり残した仕事あったかも?
発注したかな?
など考えてしまったのです。
なのでもう一度言います。
あなた一人の時間ですが、そこはみんなの空間なんです。
ボーっとしたい人もいるんです。
ということで、ようら本店でスマホゼロ空間を創造しようと決心しました。
スマホを手放す大事さを伝える伝道師です。
いきなりですがここでひとつ、
絶対に理解して欲しいことがあります。
もしも先ほどのパソコンの人が、そこにいる人達の為にパソコンを使っていたらどうでしょうか?
例えば、
全ての人に伝わるように、
温泉の資料のスライドだったり、
近くの面白スポットの紹介をしてたら?
それでも違和感があったでしょうか?
たぶん私の心地良さは継続されていたと思います。
むしろ『素敵だなぁ』とさえ思ったかもしれません。
要は使い方なんです。
みんなの空間で自分だけ別になっているのか、
みんなの空間で自分もそこに溶け込んでいるのか。
ですのでようら本店は厳密にいえば【スマホ禁止】ではなく【別の空間をそこに作らないで下さい】ということです。
静かにスマホ見てるだけで
何か迷惑かけていますか?
と思うのではなく、その場に溶け込む気持ちを持っているかどうか、
その場の状況を深く感じ取る事が大切だと考えます。
周りの知らん人達の事とかどうでもいい、と思う人がスマホ触っていると、ラーメンの中にスマホが落ちてしまえ!
って祈る自分が居たりいなかったり( ´∀` )
直接コミュニケーションをとらなくてもそこに自分以外の誰かが一人でもいれば、自分一人ということは100%ありえません。
絶対に関わっています。
●空気感
●雰囲気
●なんとなく
など、日本には曖昧という文化があります。
そこに通じるのは思いやりと言うなんとも曖昧で愛すべき想いだと思います。
スマホを手放すことは、
慣れないうちは息苦しいかもしれません。
すぐに慣れます。
そうなると息苦しくなるどころか、心地良くなるのですから。
知らない人が同じ空間で無表情で下を向き挨拶も交わさず目も合わない。
それこそが本来は息苦しいのです。
ですが顔が前を向けば、何気ない空間が
なんとも心地の良い一期一会の空間に変わるのですから。
必ずしも誰かとコミュニケーションをとる必要はありません。
いつでも交わえる可能性が
同じ空間にあることが大切で、
そういう人たちが自分の周りにいることが
最高のリラックスになるのですから。
たかがラーメン屋なのですが、同じ想いの方が集まって下さることを信じています。
スマホを手放した時のあなたはとても優しく、素敵な目をしているはずです。
私は少しも自分を偽ることなく、あなたたち全てを愛しています。
ようら本店店主 椛島剛